久しぶりにこんなにまとまった雨が朝から降っている気がする。そのまま梅雨に入りそう。幼い頃、雨がいっぱい降ると雨ガッパと長靴を履いて傘を持ち、家の前の公園に出かけて行き、水たまりでピチャピチャと歩くのが好きだったなぁ。20代になっても雨の日が特に嫌いというわけではなかった。窓を流れ落ちる水や車のフロントガラスに流れる雨を“きれい”と感じていたから。
今朝は5時くらいから目が覚めてサンルームで過ごしていた。田舎に引っ越してきたから雨の中、緑の綺麗なこと。いつも見ている景色でも、普段は広く青い空に目がいくけれど、今日は濃い緑に惹かれる。
雨の日って、晴れた日とは違う心持ちになるんだよなぁ。“さぁ、今日は何をしよう!”っていうよりも、“あぁ、小さなこと、些細なことに感謝しよう”って。愛する夫のことや子供たちの健康や、存在そのものにすごく“ありがたい”って感じる。ビジネスをしていると、時々自分で気をつけないといけないくらい、”無我夢中”になってしまうことがあって、“本当は一番大切なもの”を見失いそうになる瞬間があるからねぇ。主人はそんなことないから、常に私を”現実の世界”へ引き戻そうとしてるみたいに感じる。スマホも中毒性があるけど、私にとってはパソコンもそう。だから、意図的に”離れ”ないとね。私と次男が“パソコン中毒者”だろうねぇ。これが、“アルコール中毒”や、“薬物中毒”みたいに厄介なものだったら、私たち”施設”行きかも!
ということで、午前中はメールチェックだけにして、本を読むことにしたんだ。静かにしばらく本を読んでたら、早く起き過ぎたせいで眠気が襲ってきて、しばらく横になってた。それから流石に“仕事モード”に切り替えて、やらなきゃいけない仕事に専念するために、”事務所”と呼んでいる場所へパソコンを持って移動。パソコンを開いて仕事を始めたのでした。
毎日同じ場所にいて、同じことをしていても、”気持ち”の切り替えは大事。心の中や頭の中は誰にも邪魔されない”自分だけの場所”だからね。いろんなこと考える。“その日に作る料理”のこともあれば、“取り掛かっている仕事”についてのこともあるし、“主人”のこともあれば、“子供たち”のこともある。一番“考えちゃいけないこと”は、“過ぎ去ったこと”だと思ってる。つまり“過去”。私も主人も、とにかく”過去”や“過ぎ去ったこと”ではなく、”未来”について考えることを自分の“脳”に強制している。そうでもしないと、私たち“人間”って、ついつい“過去”に戻ってクヨクヨしがちだもんねぇ。
今日は“雨”だから、心も体も精神も、“ゆっくり”過ごす日なんだ。10代、20代、30代までとにかく何もかもを“急いで”いた。常に“焦って”て、とにかく”急いで”いた。何に追い立てられているんだろう、って位。そんな私が、”時”を待つ、ようになったのは、あの経験以来。“焦る”ことは、“頑張ってる”こととは違うという事実を知らなかったんだなぁ。“焦って”何かをしたら“きっとどうにかなる”って思ってた。でも、“焦り”からは何も生まれない。その後やっと、私マーク・トゥウェインが大好きなんだけど、マーク・トゥウェインの名言の一つでずっと全く意味が分からなかった『Never put off till tomorrow, what you can do the day after tomorrow. – 明後日できることを明日まで伸ばしてはいけない。」の意味が分かったんだ。
”機”つまり“タイミング”っていうのがあるってこと。これがものすごく大事なんだけど、こんなこと学校じゃ教えてくれないよね。”話しかける”タイミング、”伝える”タイミング、“電話をする”タイミング、”メールをする”タイミング、この”タイミング”は人生を左右するほど大きな要素。だから、身につけて損はなし。失敗を重ねながら、“タイミング”を学んできたけど、まだまだ新しいことが起こると慎重にしないと間違えることは多々ある。
雨から派生した今日の独り言。ゆっくりと自分と向き合ういい機会。