「本」はいつも私のそばに”居て”くれた。思い返すといつも、「本」が多くの場合私を“助けて”くれた。必要な時に、必要な「本」に出会えば、ほとんどのことが“解決”する。
昼休みになると、小学校の図書室で好きなだけ小説を読み、たまたま隣だった本屋さんで、多くの本を読むようになり、開くといつもそこには“解決策”が書いてあった。
「本」だけは新品が好き。どんなに高くても、自分だけの“新書”を読むのが好き。一度読んで好きじゃなかった本はすぐに捨てるけど、大好きだった本は、いつまでも本棚に置き、好きな時にパラパラとめくるのが好き。
最近、そんな「本」の読み方について考えてみました。「本」ってその人によって全く違う読み方するんだなぁ。私はいっぱい線引いて、特に心に留めておきたい箇所は赤いペンを使って二重線にし、次回開いた時に目に留まりやすくするけど、私と同じ本の虫の長男は、全く線を引かない読み方。彼はものすごく早く読めるみたいだから、私のようにノロノロと何度も同じ場所を繰り返し読んだりはしないみたい。
しかも「本」は、前に同じ本を読んだ時と状況が変わっていれば“気づき”も異なる。
あまり経験のない頃は、読んでも意味がよく分からなかったり、一番大事な“応用”がよく出来ず、書かれている内容の10%もいかせてなかったんじゃないかな。いろんな経験をしてきたおかげで本の応用も仕事〜生活に至るまで多岐に渡って、精神的にかなり救われている。
人は何かに答えを求める時があるけど、なかなか興奮できるほどの答えを自分で見つけることは困難。そんな時「本」を開けば、時には歴史上の人物から、時にはどこかの会社の創業者から、“答え”を教えてもらえる。「本」は買うと2,000円とか時には3,000円とかするけど、多くの知恵と知識を教えてもらえると思うと安いもの。仕事の合間に、寝る前に、「本」を読める時間は至福の時。
あとは、読んだ知識や教えてもらった知恵をどう活かすか、で”人生が変わる”と言っても過言ではない。「本」を読むことはできても、「活かす」ことができていない人が多く、私もまだまだ100%活かせてないだろうと思うから、読みながら、”もっと広範囲で考えれるように”、”もっと多面的に捉えれるように”と思いながら著者の考えを少しでも理解しようと文字を追いながら空想、構想、想像しています。
いつまでもクリエイティブでいたい。いつまでも向上していたい。いつまでも学んでいたい。
これからもたくさんの良書にご教授願おう。