テアニン(アミノ酸)- お茶の「甘味」「うま味」の成分
・上級煎茶、玉露、かぶせ茶に多く含まれています。
・心と体をリラックスさせる効果があります。
カテキン – お茶の「渋味」「苦味」の成分
・強い抗酸化作用があり、生活習慣病などの予防にも効果があります。
・お茶に含まれる、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、ガンの増殖抑制作用があると言われています。
カフェイン – お茶の「苦味」成分
・胃酸分泌を促して食物の消化や吸収を助けたり、体脂肪の分解を促進する効果があります。
・お茶には、鎮静効果のあるテアニン(アミノ酸)を含んでいるので、カフェインの効果を和らげ、穏やかな効果になります。
ビタミンC – お茶はビタミンCが豊富(レモンの5倍)
・熱に弱く壊れやすいビタミンCですが、お茶に含まれるカテキン類がビタミンCを守る為、効果的に摂取できます。
フッ素 – 歯の表面を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける成分です。
その他の栄養成分;
サポニン / カリウム / 食物繊維 / クロロフィル / ビタミンE
緑茶に期待される効果;
認知症予防 – 70歳〜90歳の男女 1,000人を対象に調査
緑茶を1日2杯以上飲んでいる人は、1週間に3杯以下しか飲まない人に比べて認知障害割合が半分以下という結果が出ています。
お茶のカテキン類は、脳細胞の萎縮、学習能力や記憶量の低下、脳細胞の酸化によるDNA障害を抑制することなどが、近年の研究結果から明らかにされています。
[参考文献] 日本茶のすべてがわかる本 / NPO法人 日本茶インストラクター協会
[茶ダイジェスト] (社)日本茶業中央会 / 伊藤園 研究・開発