フコイダンってなに?
もずくやわかめ、めかぶや昆布、ひじきなどの海藻類に多く含まれており、ネバネバとしたぬめりの成分がフコイダンです。 市販されている、もずくの多くは養殖されたオキナワモズクで、フコイダンが多くぬめりが強い製品が多いという特徴があります。 全体の流通量の約95%を占めており、年間約2万トン以上と言われています。
フコイダンの健康効果
フコイダンの健康効果はどのようなものがあるかご存知ですか?
血を固まりにくくする
フコイダンの作用で血液をサラサラにしたり、血栓ができるのを防ぐといった効果が報告されています。 動物実験のものもありますが、フコイダンを使用した抗血栓薬などが作られる可能性が期待されています。 動物実験を直接人間にあてはめることは短絡的ですが、今後注目される健康食材と言えるでしょう。
ピロリ菌を阻む
ピロリ菌のために体調を崩される方は多数。フコイダンは胃の粘膜を保護する作用があるとともに、ピロリ菌が胃の粘膜に住み着くのを阻害する働きがあるといわれています。 胃は酸性度合いが高いので、基本的に菌は生育できない環境にありますが、ピロリ菌は自分のまわりをアルカリ性にするバリアを張ることができるので、胃に住むことが可能です。 ピロリ菌は胃の炎症や、胃の粘膜を弱めて刺激に弱い胃にします。そのせいで 十二指腸潰瘍や胃潰瘍になってしまうのです。 フコイダンを積極的に摂取することで、胃の粘膜を保護したり、ピロリ菌が住みにくい胃にすることが出来るという結果が出ています。
コレステロールの低下
血中のコレステロールがフコイダンの摂取により、低下したという報告がされています。 コレステロールは悪者にされがちですが、ホルモンの材料や細胞膜の構成成分であり、人間にとって必須の栄養素です。 コレステロールには2種類あり、肝臓からのコレステロールを全身に運んで蓄積させてしまう悪玉コレステロール、全身にたまったコレステロールを肝臓に運びなおしてくれる善玉コレステロールにわけられています。 大事なのはコレステロールのバランスですが、生活習慣や食習慣の乱れでコレステロールが増えすぎると、さまざまな病気にかかってしまいます。 フコイダンにはコレステロールを下げる効果があるということですので、普段の食生活で積極的に摂りいれてください。 ただ、コレステロール値をはじめとした脂質異常症を治すことができるということではありません。
がん細胞に働きかける
研究者の間でも意見はわかれていますが、フコイダンはがん細胞の増殖を抑える働きがある期待されています。 フコイダンによってアポトーシスと呼ばれる、細胞が自分で死んでいく作用が促されたり、がん細胞が血小板に付着するのを阻害して、がん転移の可能性を下げるといったようなことに期待が持たれています。
肝臓を強化する
フコイダンを摂取することで、細胞を保護したり、間接的に肝臓の細胞を増やす力を高めて、肝臓の機能を強くします。 肝臓の機能が強まると、食べた物の解毒作用や、エネルギーを貯蔵する、消化酵素を出すといった役割がスムーズになります。 お酒を飲みすぎるような方は、フコイダンを摂取することで二日酔い防止にもなると言われています。
アレルギーを緩和する
フコイダンは花粉症などのアレルギーを緩和する効果が期待されています。花粉が体に入ると作られる抗体。 この抗体が体内の肥満細胞に付着すると、花粉症をおこしてしまいます。 このスイッチを花粉が刺激していくことにより、肥満細胞に含まれているヒスタミンなどのかゆみを起こす物質をまきちらすことで、花粉症特有くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がでてくるのです。 フコイダンは、花粉が最初に体内に入ってきたときに出来る抗体が作られないように働きかけることで花粉症の発症を起こさせないようにします。 花粉症を和らげるためにはフコイダンを摂取する方法がおすすめです。
美容に効果
フコイダンは抗酸化作用がありますので、さまざまな美容効果に期待できます。 抗酸化作用とは、発生しすぎた活性酸素を取り除くことができる作用のことです。 普段、呼吸によって酸素をとり入れていますが、このうち数%は活性酸素と呼ばれる攻撃性の高い物質に変化します。 活性酸素自体は、バイ菌を攻撃するために必要なものですが、増えすぎると細胞自体を傷つけ、がんや心臓病などの生活習慣病にかかるリスクが上がったり、肌の細胞にも悪影響を起こします。 フコイダンは、この活性酸素に対抗する作用がありますので、肌荒れやシワ、ニキビを防ぐためには効果があります。
血圧を下げる
動物実験ですが、フコイダンをラットに摂取させると、血圧が上がるのを抑える効果があったと報告されています。 日本人の20歳以上の2人に1人は高血圧といわれています。 高血圧の原因は、塩分の摂りすぎや運動不足、飲酒やストレスなどがあります。 高血圧の原因の中でもっとも多いとされる塩分の過剰摂取を避けるためには減塩は必須です。 醤油のかけすぎや、塩分たっぷりのスープなどは少しずつでも減らす努力をしましょう。 フコイダンの血圧上昇を抑える効果があるといわれています。併せて食生活を見直しせば健康的に血圧を下げることが出来ます。
ウイルスに対抗する
フコイダンの効果で、プール熱の原因であるアデノウイルスの他に、コクサッキーウイルス、ポリオウイルスやヘルペスウイルスなどに抗う結果が確認されたとする実験があります。 フコイダンが直接ウイルスをやっつけるというよりは、ウイルスによる悪い影響を阻むというような形です。 まだまだ実用段階ではないようですが、今後期待される案件です。
このようにフコイダンのパワーは計り知れないものであるという結果が出ています。まだまだ研究もされており、期待が持てる食品です。
モズクを毎日摂取するのは難しい方には、とてもおすすめのフコイダン摂取が出来るものがあります。
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ぜひ、ご連絡ください。お待ちしております。